ウィズ/アフターコロナの再成長


支援先企業概要



会社員として電気工事業務の経験を積み、今から約20年前に独立。現在は役職員〜5人の規模で事業を経営。商流は一次請けから工事案件を受託するもので、代表者のこれまでの業界ネットワークから持ち込まれる形で受注していたが、新型コロナウィルスの影響により市場全体の工事件数が低迷した影響を受け、赤字となった。新型コロナウイルス感染症特別融資活用により当面の資金繰りは心配なくなったものの、借入増加により債務超過となった。2022年に入りコロナウィルス対策の制限も緩和傾向になり、市場全体の工事件数もコロナ前に戻りつつある環境下、当社は、社外CFOサービスとして、PL・CF改善支援及びウィズ/アフターコロナフェーズの同社の再成長戦略の立案・遂行を支援。






経営課題と支援メニュー


クライアント企業の優先順位の高い経営課題として、次の2つの課題を設定しました。

  • 資金繰りの早期改善(守り)
  • 市場回復に対応するための工事受注体制強化(攻め)


それぞれクライアント企業と協議を行い、以下の具体的な検討施策を整理しました。

資金繰りの早期改善に向けた施策


  • 固定費用の見直し(例:役員報酬)
  • 資金繰り計画表&実績管理表の導入
  • 支出管理ツールの導入(プリペイド型の法人カード決済による費用の一元管理)
  • 工事案件の採算チェックシートの導入(赤字案件の選別)

工事受注体制強化に向けた施策


  • 受注見込み精緻化と採用計画の策定
  • 就業規則などの人事関連規定の整備
  • 主要取引先(工事案件紹介元)の一覧化とメンテナンス
  • 協力工事会社の一覧化とメンテナンス
  • ミッション・ビジョン・バリューの策定を含むブランディング
  • 新規提案先に提供する営業資料の作成



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